アレッポとオリーブ

アレッポは、ハラブ県の県庁所在地にあたります。
アレッポとハラブは一見別の名前ですが、ハラブはアラビア語つまり現地語読みです。
だからアレッポ市は、ハラブ県ハラブ市になります。
県庁所在地が同名の市ですね。


ハラブ県は、シリア北部にありトルコが北隣にあります。
ハラブ県の西隣がイドリブ県、もう一つ西にラタキア県があります。
ラタキア県になってやっと海に出られるわけです。
もちろん海は地中海です。


アレッポの郊外にオリーブ畑があります。
アレッポ、オリーブ、石けんですね。
アレッポ県の西隣のイドリブ県ですが、ここは穀倉地帯でオリーブも栽培されています。


もう一つとなりがラタキア県です。
ラタキアでもオリーブは栽培されています。

カサブという名前を聞いたことがあるかもしれませんが、カサブ（ケサブ）はラタキア県にあります。
ここはトルコ国境に近く、アルメニア系が多い町といわれています。


実は、シリアの中で最もアルメニア系の多い街はアレッポです。
それから地中海に面するラタキアもそうです。
後は、カーミシュリやシリアの首都ダマスカスです。


ということで、アレッポはオリーブをふんだんに使える位置にあるということになります。

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